糸・布からはじまる制作のこといろいろ
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「朝鮮半島の民衆的工芸/POJAGI as a portrait -呉夏枝の写真作品とともに-」
「朝鮮半島の民衆的工芸/POJAGI as a portrait  -呉夏枝の写真作品とともに-」展に写真作品を出品します。
併設展示「碓井ゆい −shadow work−」
会  期:2016年4月16日(土)−6月19日(日) 9:00-17:00
会  場:
小山市立車屋美術館    栃木県小山市乙女3-10-34
休館日:
4/18(月),22(金),25(月)
5/2(月),6(金),9(月),16(月),23(月),27(金),30(月),
6/6(月),13(月)


 今回の展覧会のメインとなりますポジャギは、日本で言う風呂敷や袱紗のようなも
のです。特に今回はチョガッポというパッチワークの技法でつくられたものが展示され
ます。韓服を縫製する際に残ったはぎれを、見事な色彩構成で縫い繋げて作られていま
す。

 私がポジャギと出会ったのは、1999年、初めて訪れたソウルの仁寺洞という町でし
た。ポジャギとの出会いは、その数年後、ソウルへの留学に私を導いたと言っても過言
ではないと思います。留学中は、韓服のお店を経営する職人の先生と、民俗博物館での
朝鮮時代に着られていた韓服を復元するクラスを受講し、縫製を勉強しました。ミシン
と手縫いという時間軸で考えるとまったく違う体験でしたが、共通する美意識を感じる
と共に、今の私の制作と染織品に対する探究心をつちかう経験でした。
 今回の展覧会では、ポジャギに関するワークショップを行う予定で、このような10年
以上も前の経験を思い起こしつつ、当時とは違う視点で資料を読みながら準備をしてい
ます。
 
 今回の展示に関して、担当の学芸員さんからポジャギの美術工芸品としての美しさだ
けではなく、それを制作した女性たちの存在も浮かび上がらせたいというお話を伺いま
した。私の写真作品とあわせてご覧いただき、それらに携わった女性たちに思いを馳せ
ながらご鑑賞いただけるとうれしく思います。




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