糸・布からはじまる制作のこといろいろ
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 三層の織物「音からイメージするカタチ」 | main | 光のけはい、ゆらめく影 >>
「EX・POTS 2011-2013」展ー光のけはい、ゆらめく影
「EX・POTS 2011-2013」がはじまりました。



2年間のリサーチとしてのワークショップを行いながら、その集大成としての展覧会です。
「光のけはい、ゆらめく影」というタイトルは、
2年間のリサーチの中から感じたことを言葉にしたものです。
今回の作品では、写真作品を展示しています。これらの写真作品は、kioku手芸館たんすの2階をスタジオに撮影したものです。

午後からの美しい光が差し込むこの部屋は、かつてタンス屋さんだったご主人の工房だったようで、その痕跡が残っています。



私はこの2年間、何かプランを打ち立てて、それを目標に地域の人たちに参加してもらうのではなく、
私の日々の制作の延長線上で、この西成の山王地区での活動が交差し、私の関心と交わる出会いを探しながら活動をしてきました。
まずは出会いの場、そして、記憶を語る場として、「編み物をほぐす/ほどく」ワークショップを開催しました。
そこでは、編み物をほどくことで、「昔、お母さんの手伝いでよくやったわ」という話から、参加された方の思い出話を聞かせてもらうことができました。ワークショップを終えると、スタッフの間で、聞いた話を共有し、私は制作ノートにそれらの記憶を記していました。
今回の作品では、実際に聞き取りした話をお見せしたりすることはしませんでしたが、これらのリサーチとしてのワークショップや、日々、訪問させていただいたお宅での発見や出来事を私なりに吸収し、作品に反映しています。
2会場での展示は、盛りだくさんですが、それでもまだ、制作しきれなかったことがあり、今後の活動へとつながっていくことを感じています。

ぜひ沢山の方にご覧頂きたいです。どうぞよろしくお願いいたします。


<展覧会概要>
地域密着型のアートプロジェクトとして2003年より活
動するブレーカープロジェクトは、2011年より3年間の継続プログラムとして、梅田哲也、呉夏枝、大友良英、山田亘の4名のアーティストと共に西成区山王を拠点に創作活動に取り組んできました。

各プロジェクトの集大成として、2014年2月11日(火・祝)に西成区民センターにて実施する「子どもオーケストラ」のコンサートを皮切りに、2月15日(土)から3月9日(日)まで、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]、および、まちなか会場(西成区、山王周辺)において、展覧会を開催します。

それぞれの取り組みでは、地域の方々の協力や参加を得て、予期せぬ出会いや出来事が連鎖していくなかで、活動はゆるやかに流動しながら深化していきました。そういったプロセスからどのような作品へと結実/昇華するのか、多くの皆様にご覧いただければ幸いです。

http://breakerproject.net/archives/000132.php
※会期は会場やプログラム毎に異なりますので、ご注意ください。

■enoco会場
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
山田亘「西成なるへそ新聞」
呉夏枝「光のけはい、ゆらめく影」
http://breakerproject.net/archives/000136.php
会 期|2月15日(土)〜3月2日(日)※月曜休館
時 間|11:00-19:00(最終日は17:00まで) 
場 所|大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
料 金|一般 300円/高校生以下 無料

<アクセス>
千日前線・中央線「阿波座」駅8番出口から西へ約150m
http://enokojima-art.jp/access/


■まちなか会場 kioku手芸館「たんす」
呉夏枝「光のけはい、ゆらめく影」
http://breakerproject.net/archives/000136.php

会 期|2月16日(日)〜3月2日(日) ※月曜休館
    3月7日(金)〜9日(日)
時 間|13:00〜19:00
場 所|kioku手芸館「たんす」
料 金|無料

<アクセス>
地下鉄御堂筋線/堺筋線「動物園前」駅2番出口より5分
※ 北門通り沿い「北門交番」の4軒隣。「鈴木タンス店」の黄色い看板が目印
http://goo.gl/maps/14zSj


■ 呉夏枝《ギャラリートーク》
染織の技法を用いて語られなかった記憶や時間の存在を浮かび上がらせる作品を制作してきた呉。
本トークでは、伊藤俊治氏から想像力と記憶の再創造の場についてメモリアル・ミュージアムの視点から語っていただくとともに、呉の本作品と2年半におよぶリサーチと制作活動について、対話形でお話しいただきます。
□日時:3月1日(土)18:00〜19:30
□会場:kioku手芸館「たんす」
□ゲスト:伊藤俊治(美術史家/東京藝術大学先端芸術表現科教授)
□料金:無料
□定員:30名(要申込・先着順)
□申込先 E-mail:bp.tansu@gmail.com




 
COMMENT









Trackback URL
http://blog.hajioh.com/trackback/94
TRACKBACK