Haji-Textile-Art
糸・布からはじまる制作のこといろいろ
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2012
09/23
Sun
2ヶ月ぶりのワークショップ@みどり苑
Photo by Kusamoto(下4枚)
「編み物をほぐす/ほどく」ワークショップは、2月からはじまり、6月までで10回。
夏の暑い2ヶ月はお休みして再び、今月からはじまりました。
回を重ねるごとに、ワークショップの参加者の顔ぶれも定着しつつあり、私を含めス
タッフも、参加者もずいぶん作業になれてきました。
ワークショップの場所を提供してくださっているみどり苑は西成区の山王地域にあり、
通天閣を目の前に、隣は日雇い労働者が多く住む地域があり、花街も隣接している。
このワークショップをとおして、参加者の方からいろんなお話しを聞く中で感じた
ことは、
地方から大阪に移り住んでこられた方が多いこと。
参加者の中で、当時飲食店を経営されていた方の話しを聞いてみると、町がとてもに
ぎわっていた様子が想像できる。
編み物をほどきながら聞く話は、どれもドラマチックで印象深い。
「編み物」と名を打っているだけあって、編み物をされている方が参加してくださり、
ある回のワークショップに参加されていた方は、編み物をほどきながら
「編み物をやっている時は時間を忘れるから旦那の帰りを待つときにちょうどいい。
だから若い人もやった方がいい。」
とさらりと言っていた。
この一文にいろんなものが含まれているな〜。と感じる。
ワークショップを始めたときは、どのように続けていけるかもわからなかったので、
とにかく数回やってみましょう。という感じではじめたのだけど、月2回くらいのペ
ースでやっていると、日課に組み込んでる方もいて、日々の生活のリズムの一つになっ
ている。
そしてつい先日、新たな動きがまた始まった。
みどり苑でのワークショップをもう少し日常化していければということで、新たなス
ペースをつくることが決まりました!
始まりは 「編み物をほどく/ほぐす」というシンプルなワークショップなんだけど、
それがきっかけとなってゆるやかな動きが生まれ、確実にいろんなものがつながって、
カタチになっていく。
このプロセスは、今、私が作品制作で試行しているアプローチの方法と同じだなと、
今このブログを書いていて気がついた。
次回のワークショップは10/10(水)です。
ワークショップでは常時サポートスタッフを募集しています。
くわしくはこちらをご覧ください。→
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