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「編み物をほどく/ほぐす」WS@みどり苑

 「編み物をほどく/ほぐす」WSを2月に2回開催しました。
場所はみどり苑という山王地域在宅サービスステーション
参加者は地域の方対象で現在はほとんどが中高年の方。
デイサービスにこられた方も参加してくださっています。
このWSは、単にセーターや、マフラーなど、手編みや既製品の編み物をほどき、糸玉(素材)にもどしていくというWSです。


(こちらは既製品のカーディガン)

作品をつくっていると、どのような素材をどのように入手するのかというのは大切だと日々感じます。今回のBreaker Projectでは特に、地域密着型のプロジェクトなので、いつものように素材を購入して、インスタレーションの作品をつくって設置するというのでは、何か違うと思い、どんなことができるのか、ここでしかできないことをやってみようと取り組みはじめました。

 
三色の糸を交互に編んだ手編みのマフラーをほどく。


三色(本)セットでかせに。


こちら、元は緑色の腹巻きをほどき、かせにして蒸しています。


そこでとにかく作品の素材を町から集めてみよう。という考えから始まりました。
関心があるのは「記憶」なのですが、さて、「記憶」をどのように集めるのか。
話しを聞くというのも一つ。
しかし、ただ聞き取りをするというのは、何か違う。
見知らぬ私が聞いたとしても、なかなか難しいだろうし。

そこで、考えついたのが、記憶と共にある衣服。
その中でも「編み物」に注目しました。

素材を集めつつ、いろいろお話をきけるような空間をつくれたらと思いWSをはじめました。
手を動かしながら、何気なく出てくる会話。
まだ2回目で、私も準備におわれてあっぷあっぷですが、参加者の方々からいろいろなお話を聞いています。。
WSはだいたい、何か作り方を教えてくれると思っている方が多く(当然かもしれませんが。。。)
「ただほどくだけ?で、何するん?」と言われることもあります。
そこはまだプランを考え中ということもあり、「とにかく今は、素材集めをしてるんです。」と言ってます。
そこで帰られる方もいますが、ただほどくだけの作業を楽しんで下さる方もいらっしゃいます。

作るわけではなく、ほどく作業は、ただ手を動かして話しをするのにちょうどいい作業。
以外とほどくことに夢中になることも。
参加された多くの方は、「昔やったわ。というよりやらされたわ。」と懐かしい様子。
手を動かしながらだと、会話もはずむ。
昔の話しやら、食べ物の話しやら。

まだ、到達点は見えていませんが、この過程を重ねることで見えてくること。
きっとあるんじゃないかと思っています。

次回のWSは3/1(木)
長期的に進めていくプロジェクトですので、お手伝いして下さるサポートスタッフを募集しています。
詳細は
こちら 

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