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石橋(しゃっきょう)−ぼたん−

石橋(しゃっきょう)−山本能楽堂−

今年の8月に、山本能楽堂さんでの子供向けワークショップに「アートの先生」として関わらせてもらうことになった。その顔合わせもあり、山本能楽堂さんが、初心者向けの公演に招待してくださった。
京都にある能楽堂は行ったことがあるけど、大阪は始めて。
建て物の中に、お能の舞台があり、屋内なのに屋根もあり、座席は椅子席ではなく、お座布団をしいて鑑賞。
お能の舞台の緊張感と、座敷のリラックス感が絶妙な能楽堂。

さて、その日にひょんな縁から、能舞台でつかう小道具の「ぼたん」の花をつくってくれる人を探してらっしゃるということで、私の母がアートフラワーをしているとお話したことからご縁がつながり、母と母の友人の二人が「ぼたん」の制作をすることに。

この「ぼたん」は能の舞台「石橋(しゃっきょう)」という紅獅子と、白獅子が舞いをまう演目で、舞台を飾る花。紅と白のぼたんのまわりを両獅子が舞うので、重要な小道具。
舞台が1ヶ月後という厳しいスケジュールでありながらも、母と母の友人は、すごい集中力で、合計60本のぼたんをしあげた。さすがだ。
それがこちら↓


29日は、「たにまち能舞台再建60周年記念公演」ということで、山本能楽堂さんのご厚意で、私も含め、3人をご招待していただいた。母共々とてもよろこんで見せていただいた。こういうことがないとなかなか見に行けないからね。我が子−ぼたん−をどんな気持ちで見ていたのだろう。
舞台の写真を載せられたらよかったんだけど。。。

さて、この「石橋」という演目。動きも派手だし、唄や太鼓もにぎやかに響く。その華やかさはほんとにおめでたいかんじ。しかしながら、そのリズムがここちよかったのか、私はちょっとうつらうつらしてしまう瞬間が。。。(ありえん。。。)
それとは対象的に、この演目の前の「隅田川」という演目は、とても静か。
能を舞われたのは山本能楽堂の主人の山本章弘さん。
能面が能面ではなく、ほんとうに表情があるように見えてくるから不思議。
声がやわらかくて力強く、とても魅力的な声。
静かな舞なので、コクリコクリしてしまうかと思いきや、こちらはしっかり見せてもらいました。

ワークショップという縁があって、関わらせてもらいはじめたけれど、「能」は知れば知るほどおもしろい。
装束も見応えあるし、小道具も決まり事の背景をしれば興味がわく。
「ぼたん」の花をつくるときに、「能楽具装精華」という本を見せてもらった。
能につかう小道具や、装束などのイラストがかいてある。
金の顔料も使っていて、イラストもこっていて、これを見ているだけでも想像がふくらむ。
興味はつきませんな。

−山本能楽堂−
http://www.noh-theater.com/index.html

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