糸・布からはじまる制作のこといろいろ
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あるものがたり / Another story Haji Oh

作品タイトル:あるものがたり
やっぱり本が好き!国際ブック・アート・ピクニック
2010/1/25_30 @ 中之島図書館

全体で約11分あります。システムの関係上2つのパートにわかれています。
*イヤホン、ヘッドホンをつけてお楽しみください。

title: Another story
We love books! International Book Art Picnic
2010/1/25-30 @Nakanoshima Library, Osaka
It takes about 11 minutes, and was divided into 2 parts.

*Please listen to audio through a headset.

Part 1 Part 2

reference
Joy Kogawa. Obasan. Toronto, ON: Penguin, 1983 [1981].
ジョイ・コガワ著/長岡沙里訳「失われた祖国」二見書房、1983
録音リスト
 
    日本語                           英語                 
1 青森  Kさん12/15(Japan)             Toronto J 1/4(from Korea)
2   青森  Iさん12/12
(Japan)              Toronto A 1/4
3  
青森  Uさん12/8(Japan)               Toronto D 1/4
4  
青森  Wさん12/9(Japan)              Toronto S 1/4
5 京都  Tさん1/20(Japan)              
Toronto R 1/4(India)
6   京都 Mさん 1/16(Korea)              
Toronto D 1/6(China)
7  
青森  Sさん12/8 (Japan)               左に同じ
8   大阪  Sさん1/18(Japan)               
Toronto C 1/6(Hungary)
9  Toronto    12/30
(Japan)              Toronto  S 1/7(Canada)
10 Toronto Iさん12/30
(Japan)           Toronto S 1/6(India)
11 Toronto Oさん 12/30
(Japan)         Toronto R 1/7(India)
12 
青森  Kさん12/11(Japan)             Toronto S  1/4(India)
13 
青森  Mさん12/11(Japan)             Toronto M  1/7(China)
14  大阪  Aさん1/18(Korea)              
Toronto M 1/6(Ireland)
15  Toronto Kさん1/2
(Japan)           左に同じ
16  Toronto Fさん1/2
(Japan)             Toronto A 1/6(Chili)
17  
青森 Sさん12/12 (Japan)            Toronto A 1/8(Canada)
18   大阪 Hさん1/19(Korea)               Toronto C 1/7(Canada)
19   大阪 Nさん1/19(Korea)               Toronto A 1/9(China)
20 大阪 Yさん1/18 (Japan)              大阪 E 1/18 (Romania)
21 
青森 Kさん12/15(Japan)               青森  Aさん12/15 (Australia) 
22  大阪 Yさん1/26
(Korea)      左に同じ  

録音期間:2009年12/8〜2010年1/20
1/20 1人の女性
 1/20  19:00  京都  
       5日目 日本語 録音

本日お手伝いしていただいた方のルーツ:Japan

いよいよ残り最後の日記を朗読してもらう。
合計41人の女性に参加してもらった。

今日、お手伝いいただいた方は、トロントにいたときに出会ったお友達。
彼女は政治学の勉強をしている。
お宅におじゃましたのだけど、さすが、本が沢山!

まだ彼女の書いた論文は読んだことがないけれど、どんな研究をしているのか、興味津々。

帰りに「のだめ」の漫画をかりて帰る。
15,巻くらいまでは、作家のfunaiさんに誕生日プレゼントとしてもらった(借りた?、借りパクしてる?)けれど、そのあとの16巻からを借りて帰る。
制作の後の楽しみとしてとっておく。
1/19 2人の女性
 1/19  21:00 @自宅
       18日目 日本語 録音
                    19日目 日本語 録音

本日録音させてもらった方のルーツ:Korea

今日は、母に録音の手伝いをしてもらう。
なんか、お互いにちょっと照れる感じもあったな。

その後は、自分の朗読を録音
このプロジェクトを始動するとき、テストで自分の声を録音して、その時は、変な感じだったけど、もう自分の声をきいても、素材の一つとして聞こえてくる。
慣れるものだ。
1/18 4人の女性
 1/18  16:00 大阪
      14日目 日本語 録音
    18:30 @妹の家
      8日目 日本語 録音
      20日目 日本語 録音
      20日目 英語 録音

本日録音させてもらった方のルーツ:Korea, Japan, Romania

今日は、前回に引き続き、友達の妹さんがお手伝いをしてくれた。
入れてもらった珈琲の味が丁寧な味で、おいしかった。
さすが料理人。
ゆっくり話をしたのははじめてだったけれど、話をしていて感じたのは、ほんとうに丁寧に自分の仕事にむきあっている感じが伝わってきた。
彼女がつくった料理をぜひゆっくり食べてみたいと思う。

そして、その後は、妹の家へ
家に行くと食事の準備をして待っていてくれた。
メニューは、スモークづくし!
妹の旦那さんが、スモークにはまっていて、いろんなものをスモークして楽しんでいる。
頂いたのは、

サーモン
チキン
ビーフ
タラ&ふぐの白子

そして、なんと

豆腐!

試行錯誤してつくっているだけあって、どれもおいしい。
とくに豆腐はおどろき。
ソフトなスモークチーズのよう。

その後は、妹の女子高以来のお友達と、その友達のお兄さんの結婚相手が来てくれる。
ルーマニアから来た彼女は、大阪弁のイントネーションで、とても日本語が上手。
彼女2人は共にインタ―ネットで服の販売をしているらしい。
とても仲良さそう。

帰りに、スモークチーズのお土産までもらって帰る。

久々に25号線を走ったけど、やっぱりあの辺の車の運転はちょっとこわい。

201001181846000.jpg
1/16 2人の女性
1/16 11:00  桂
      6日目 日本語 録音
      22日目 日本語 英語 録音

本日録音させてもらった方のルーツ:Korea

今日はseoul mateの作家友達と、その妹さんに録音を手伝ってもらった。
ゆっくり会うのはかれこれ1年ちょっとぶり。
でもそんな長い時間も会ってしまえば、なかったかのよう。
「ひさしぶり」という言葉も出てこない感じ。
それでも、この1年ちょっとの間に、妹さんは出産をし、お母さんになっていた。
赤ちゃんはとても落ち着いた目をしていて、にこっと笑うととても愛くるしい。

1年ちょっとぶりの再会で話をすることはまずは恋バナ。
そしてこの期間にあったいろんな話題についてひたすらおしゃべり。
今までにも彼女にはいろんな話を聞いてもらってきた。
くやしい思いをした話をすると、彼女の前では自然とそのくやしなみだがでて、
話を聞いてる彼女も一緒にくやしがってなみだをながしてくれる。

彼女は3人姉妹で、話を聞いているととっても仲が良くてうらやましくなる。
3人3様なのだけど、共通しているのは、日々を丁寧にすごしている。そんな印象。
3人姉妹の物語があったら、とても楽しくておもしろいものができそう。
と勝手な妄想をしてしまう。




1/9 1人の女性
1/9  15:00 Downtown
                 19日目 英語 録音

本日録音してもらった方のルーツ:Chaina

今日は昨年のTorontoでのグループ展をきっかけに出会ったpainterの女性にお手伝いしてもらう。
彼女はとってもlovelyで、描く絵は不思議な雰囲気をもっている。
一見、鮮明でキャッチーな印象を受けるのだけど、よく見ると描かれている人物の表情や、ポーズに、彼女が日常の生活の中で観察しているものがあらわれいる。その表情やポーズにはその対象に対する愛着や、ときには違和感が感じられる。
鮮明な印象を受ける色づかいも、近くによってみると、ねちっこく塗りかさねられて現れた色である。そのねちっこさが私は好きだ。
トロントに拠点をおき、ヨーロッパ、NY、中国を行ったりきたりしている。

彼女には今回のプロジェクトにぜひとも参加してほしいと思っていた。


1/8 1人の女性
1/8  12:00  Textile Museum of Canada
                  17日目 英語 録音

本日録音してもらった方のルーツ:Canada

今日はテキスタイルミュージアムへ
私の大好きな場所。
大好きな人たち。
布好きの人たちがもつあたたかい空気とつながり。

インターンとしてお世話になっていたときに知り合った女性に手伝ってもらう。
私のつけていた琥珀色のピアスをみて、私の名前と同じ。といった彼女。



1/7 4人の女性
1/7  11:00  York Research Tower @York U
                 9日目 英語 録音
   12:00  Grad Lounge@ York U にてまちあわせ
      YCARのofficeにて11日目 英語 録音
   13:00  YCAR @ York U
                13日目、18日目 英語 録音

本日参加してもらった方のルーツ:Canada, China, India

今日は、4人の女性に録音をお手伝いしてもらう。
ほんとうに沢山の人が興味をもって手伝ってくれる。

こういうときに、もっとちゃんと英語が話せたら。。。と思う。
複雑な言い回しになるとやっぱり聞き取れなくて、自分の意見も伝えられない。
英語、勉強しよう。

今日、手伝ってもらった女性の一人は、一昨年、Toronntoに来てすぐの頃に出会った。
先にも書いたように、1年居ても英語が全く上達しないけれど、、、
彼女にはじめてあったときは、何にも話ができないくらいだった。

Torontoにきて間もなく、彼女が、私のパートナーと私とを部屋に招待してくれた。
その日は、彼女の出身地では ”光の祭り” といわれる日だった。
彼女の部屋には、同じ出身地の人が集まりお祝いを楽しんでいた。
数人の女性は民俗衣装を身につけていた。
地方によってスタイルの違いがあることを話てくれたことをおぼえている。
その中にいた日本からきた私たち2人は、ちょこっとおじゃまさせてもらった、
そんなかんじだった。

食事はたしか豆料理を中心としたベジー食だった。
といってもスパイスがきいているので、味わいがある。

光の祭りの日には花火をするらしく、すっごく寒い日だったけれど、外で花火をした。

そんなパーティーを主催していた彼女は、そのパーティーの後、すぐにくにに帰った。
確か、彼女のリサーチの為と、そして結婚。
そんな彼女も今は、旦那さんと一緒にトロントで生活している。

労働組合の活動にも積極的で、民俗衣装もとても似合っていた。
私にとって、とても印象深い女性だった。

そんな彼女とまた再会して、こうやってプロジェクトを手伝ってもらえるのは
とてもうれしい。


1/6 5人の女性
1/6  11:30  York Center for Asian Research @ York U
                 6日目 英語 録音
       12:00  16日目 英語 録音
   12:20  8日目   英語 録音
   13:30  Health, Nursing, Environmental Studies @ York U
         14日目 英語 録音
       15:30  York Center for Asian Research @ York U
             10日目 英語 録音

本日参加してもらった方のルーツ:China, Chili, Hungary, Ireland, India

本日、5人の女性に録音をお手伝いしていただいた。
上に、”本日参加してもらった方のルーツ”と書いてあるが、これは、
"Can I ask, where are you from? "
"Where is your roots?"
というような質問をして聞いている。

とても上手に英語を話していて、White だし、とおもってCanadaにルーツ
をもっているんだろうなと思いながら、上の質問をしたら、"Hungary"と
いう答えが返ってきた。
あぶない。あぶない。思い込んでるゾ。

今回、Torontoに来たのはこのプロジェクトをするためにというよりも、
Torontoに来ることになって、いろいろ考えていたら浮かんだアイディアである。
もともとは、英語のパートは自分で読もうと思っていた。

しかし、青森での制作も終え、Torontoに行くことを考えていたときに、
ふと、Torontoでいろんな背景をもった人に手伝ってもらったら、すごく
いいかもしれない!!と、思ったのである。

"Hungary" と答えてくれた彼女との会話。

A: この作品は何を表現しているの?
私:Homeとか、Home land、そこにいる女性、”Home"って女性にとって
  何なのか。とかそういうことをテーマにしているの。
A: すごくわかる。私もわたしの”Home"はどこなんだろう。とか、
  もし、私に子供がいたらその子はどこを”Home"だと思うのだろうか。とか。
  そういうことを考える。

"Obasan"の朗読をしてもらった後、それぞれに、
こんなの信じられないとか。
私だったら、、、とかいう言葉を聞く。

この「とくべつな物語」を「じぶんの物語」として読むこと。
これってどういうことなのだろうか。