糸・布からはじまる制作のこといろいろ
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去年の9月あたりから、アトリエとなる場所を探し、遠くは滋賀県までみにいきましたが、ようやくきまった。
知人の作家さんがつかっていたアトリエが空いたので、そこに。
ここ数年は、制作場所を転々としていたけれど、落ち着いて制作したくなったので決断。
とっても素敵な場所です。
IKEAで棚を購入。しかし棚板は、勤務先の学校でもらったもの(上段)、そして作品展示につかっていたもの(中断の白)を。
組み立てるの簡単そうだけど、一人でやると一苦労。
偶然アトリエの近くを通りかかった友人に助けてもらいつつ、設置完了。
今週末はミシン運ぼう。


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引き出し再生
 勤務先の学校で、もう使わなくなった引き出しをもらった。
学校にある道具は、沢山の生徒たちが使うことを前提としているためか、
すごくしっかりしている。
その強度がいい。
いつから使われていたのかわからないけれど、ニスもはがれていたので、やすりをかけました。
内側はさすがに使われてくたびれた感があったので、白いペンキで塗装。
仕切りもつけて、筆や刷毛などのすみかができあがり。
写真撮りわすれたけれど、この引き出しの裏側には、マジックで相当な落書きあり。
それはなんとなくそのままにしておきました。


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THE BIG ISSUE 159号 クリエーターの視点
「THE BIG ISSUE」 159号 (1/15発売)のクリエーターの視点に、インタビュー記事が掲載されました。
1ページですが、とても丁寧に書いてくださって、私も気に入っています。
なによりも、記事の最後の一文に私はグッときました。
こういう瞬間に出会うと作品つくってきてよかった。と励まされます。

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今回の号は、俳優の佐野史郎さんと、ケルト文化について詳しく研究されている鶴岡真弓さんの対談が掲載されている。
佐野史郎さんが出雲に縁があるそうで、出雲とケルト文化をつなげるような話。

ケルト文化は気になりながらも手を出せていなかったな。
ケルト文化圏からユーラシア大陸、中央アジア、中国、朝鮮半島、出雲。
かなり壮大なつながりだけど、とても興味深い。

私は、ウズベキスタンの民族衣装に関心があって、ウズベクの衣装と、韓服の共通点なんかもすごく感じていたから、この脈々と空間と時間を超えてつながる世界観を想像するのは楽しい。
文化を追っていくことでみえてくるつながり。

数年前に、フィリピン、沖縄に行く機会があり、そこで強く感じたのが、海が島と島の文化をつないでいるという感覚。
沖縄にいてフィリピンを感じ、
フィリピンにいて沖縄を感じ、さらにそこから済州島を感じる。

この下の写真は、2001年に初めてVoiceギャラリーで個展したときのDMにつかった作品。
海を刺繍することでアジアをつなぐ。
このときは東アジアという視点だったけど、もっと広がりを感じられるものにできていればよかったな。

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今回のインタビュー記事と、このケルト文化と出雲についての対談。
読者の方々に「何か」つながるものが浮かび上がったらうれしい。

*ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊されました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
定価300円の雑誌(※)をホームレスである販売者が路上で売り、160円が彼らの収入になります。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(3,000円)を元手に、以降は1冊140円で仕入れていただく仕組みです。(ビッグイシュー日本ホームページより)
+A Happy New Year+

THE BIG ISSUE-インタビュー
THE BIG ISSUEー
駅の近く、階段上がったところや、道などで、手に持ち販売されている雑誌。
気になりながらも購入したことがなかったけれど、1週間くらい前に大阪駅で購入。
とても読み応えのある記事ばかり。軽くて薄いというのがうれしい。
鞄に入れて持ち歩けて電車の中で読める。

そのBIG ISSUEの編集者さんから取材依頼を頂いたのが、かれこれ数週間前。
昨日、その取材日で事務所まで行ってきた。
ライターさんはお友達の知り合いだということが判明。ほんとに世の中狭い。
私の作品についても親近感をもって関心を抱いてくださっていたので、緊張もほぐれて、話がしやすかった。
取材時間は1時間くらい。
取材依頼のメールを頂いたときには、どんな話について聞きたいのかということを聞いていたにもかかわらず、うまく話できたかどうかは。。。
1ページなので、そんなに長い記事ではないけれど、いつものように答えのないような、とりとめのない話し方をしてしまったので、短い記事とはいえどもライターさんは大変だろうな。

記事は、1月に販売される号に掲載予定らしい。
さて、どんな記事になるのか楽しみです!

掲載号が決まったらお知らせするので、ぜひ販売者さんから購入してください。

*ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊されました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
1冊300円の雑誌は、ホームレスの方によって販売され、そのうち160円が販売者の収入になります。(THE BIG ISSUE サイトより。)

昨日、インタビューに行って頂いた最新号↓

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柘榴
ざくろ

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「猩々」子供ワークショップ@山本能楽堂
8/8(日)大阪山本能楽堂にて子供ワークショップのアートの先生を担当

90人近い子供たちが参加。
えらいことになってました。
でも無事に終わってほっとした〜。

ワークショップの内容は、能の演目の一つである「猩々」(しょうじょう)とのつながりのある工作。
猩々というのは、中国のお話に由来し、水の中に住む精霊。
お酒とも関係していることから、容姿は赤く、緋色の頭(かしら)に、装束や袴の地も緋色。
ワークショップでは、この緋色のかしらをまねて毛糸でかしらを作った。

糸を使うということで、できれば糸らしい素材の使い方をしたいと試行錯誤。
それでも低学年の子供たちにはちょっと難しかったかな〜。
でも、一応ちゃんとみんな仕上がりました。

ワークショップの内容を考えるときは、ただ作り方を教えるだけではおもしろくないので、少しでもあとにつながるような内容にしたいと私なりに考えた。
今回は、糸ってこういうふうに工作に使えるんだ!と思ってくれたらと、次の工作や、なにかをつくるときの工夫に役立てばという思い。

ワークショップのはじまりは、
山本能楽堂のシテ方の先生、山本章弘先生が、能や「猩々」の演目についてのお話。
関西人だけあってか、お話が上手!

次は、太鼓の練習。
よーっ。
ほーーーっ。
と声を出しながら。(こういう声?かけ声?が能っぽい。)

そしていよいよ工作ワークショップ。
小学校で教えていたこととか思い出しながら、導入。
そして、制作。
色とりどりの頭ができました☆

そしてクライマックスは、いよいよ「猩々」の演目を鑑賞。
山本先生の猩々は、説明もわかりやすく、この動きがこれを表してるんだと説明をしてくださったので、なるほどとおもいながら鑑賞。

ちなみに、演目の始まる前に、先生が、子供たちに、猩々の舞の中で首を振る動作について「
水の中から動物があがったときにする動作と同じだ」と説明してくださった。
すると、演目の最中に、猩々さんが、首を振ると、それをみている子供たちも一緒に首をふっている!
その素直な行動に、胸キュン。
といいながらも、私もやってなかったか〜???とちょっとあせって自問。

90人もの子供たちが参加したワークショップ。
楽しかったことは間違いないが、ボランティアのスタッフの方々がみなさん手際もよく、っていうか、実際に子供に手取り足取り指導していたのは、みなさんでした。

このワークショップはコーディネーターの中西さんの企画で、いつもいいとこつかはるわ〜。と勉強になった。

このワークショップのおかげで、お能と、山本能楽堂がとても身近に感じられるようになった。
山本先生は、無知すぎる私の質問にもいつも丁寧にお答えしていだだき、とても勉強になった。
そして、山本能楽堂のディレクター???というべき山本先生の奥様は、着物の着こなしも素敵で、人への接し方も丁寧で。ほんとに素敵なご夫婦です。だからこそ、ここに人が集まるんだなと思った。

ワークショップのお昼にいただいたおにぎり。そして最中アイス(名前わすれた〜。)
行くといれてくださるおいしいコーヒー。
どれもにこだわりがかんじられて。ごちそうさまでした。

いろいろと私も勉強になりました。
いいワークショップに参加できたことに感謝。
中西さん。山本能楽堂さん。ありがとうございました。

山本能楽堂
http://www.noh-theater.com/

山本先生に着付けしていただいた猩々の装束&袴(動物のおしりをイメージしてて立体になっている!)
頭の素材は、「ヤク」のしっぽ
装束の柄は、水の中に住む妖精ともあって、青海波と、霞に菊


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おいしい時間

昨日は、お友達の家でごはん会。
先日 梅香堂でパフォーマンスをしたYangjahさんが会を企画してくれ、妹さん「はらはち食堂」主催のakkoさんが手料理をふるまってくれた。
akkoさんのお料理はずーーっと食べてみたいと思っていたので、念願かなう。
やさしい味付けで、チヂミもサラダもおいしかったけど、タッチム(鶏肉の煮物)はまた食べたくなる味。
4人でのおしゃべりはとても楽しかった。

この日は、yangjahさんのおつかれさま〜。もあったのだけれど、私の展覧会の打ち合わせでもありました。
ここで宣言します。
9/23(木・祝)〜26(日)4日間、大阪にある芝川ビルで展覧会をします。
そのときに、23日には、パフォーマンスアーティストのYangjahさんと、琴の演奏者(曲という枠にはおさまりきらないパフォーマンスをされる/私はひとめぼれしました〜)今西玲子さんにパーフォーマンスをしてもらいます。そして、期間中には、なんと、akkoさんによる「cafe」もオープン予定。
わくわく。

打ち合わせといっても、私がまだなにも決められていないので、お姉様がたにいろいろ教えてもらい、いろんなことをこれから決定していきます。
素敵な会になることまちがいなし。

ぜひ見に来てくださいね。

Yangjahさん http://yangjah.exblog.jp/
今西玲子さん http://www.informart.info/wordpress/r_imanish/
akkoさん   http://harahachi.exblog.jp/ (akkoさんは料理教室/ケータリングもされてます。)

写真↓akkoさんのお料理     妹しーちゃん夫婦作のベーコン
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石橋(しゃっきょう)−ぼたん−
石橋(しゃっきょう)−山本能楽堂−

今年の8月に、山本能楽堂さんでの子供向けワークショップに「アートの先生」として関わらせてもらうことになった。その顔合わせもあり、山本能楽堂さんが、初心者向けの公演に招待してくださった。
京都にある能楽堂は行ったことがあるけど、大阪は始めて。
建て物の中に、お能の舞台があり、屋内なのに屋根もあり、座席は椅子席ではなく、お座布団をしいて鑑賞。
お能の舞台の緊張感と、座敷のリラックス感が絶妙な能楽堂。

さて、その日にひょんな縁から、能舞台でつかう小道具の「ぼたん」の花をつくってくれる人を探してらっしゃるということで、私の母がアートフラワーをしているとお話したことからご縁がつながり、母と母の友人の二人が「ぼたん」の制作をすることに。

この「ぼたん」は能の舞台「石橋(しゃっきょう)」という紅獅子と、白獅子が舞いをまう演目で、舞台を飾る花。紅と白のぼたんのまわりを両獅子が舞うので、重要な小道具。
舞台が1ヶ月後という厳しいスケジュールでありながらも、母と母の友人は、すごい集中力で、合計60本のぼたんをしあげた。さすがだ。
それがこちら↓


29日は、「たにまち能舞台再建60周年記念公演」ということで、山本能楽堂さんのご厚意で、私も含め、3人をご招待していただいた。母共々とてもよろこんで見せていただいた。こういうことがないとなかなか見に行けないからね。我が子−ぼたん−をどんな気持ちで見ていたのだろう。
舞台の写真を載せられたらよかったんだけど。。。

さて、この「石橋」という演目。動きも派手だし、唄や太鼓もにぎやかに響く。その華やかさはほんとにおめでたいかんじ。しかしながら、そのリズムがここちよかったのか、私はちょっとうつらうつらしてしまう瞬間が。。。(ありえん。。。)
それとは対象的に、この演目の前の「隅田川」という演目は、とても静か。
能を舞われたのは山本能楽堂の主人の山本章弘さん。
能面が能面ではなく、ほんとうに表情があるように見えてくるから不思議。
声がやわらかくて力強く、とても魅力的な声。
静かな舞なので、コクリコクリしてしまうかと思いきや、こちらはしっかり見せてもらいました。

ワークショップという縁があって、関わらせてもらいはじめたけれど、「能」は知れば知るほどおもしろい。
装束も見応えあるし、小道具も決まり事の背景をしれば興味がわく。
「ぼたん」の花をつくるときに、「能楽具装精華」という本を見せてもらった。
能につかう小道具や、装束などのイラストがかいてある。
金の顔料も使っていて、イラストもこっていて、これを見ているだけでも想像がふくらむ。
興味はつきませんな。

−山本能楽堂−
http://www.noh-theater.com/index.html

美術の窓
「美術の窓」6月号に作品&作家紹介を掲載してもらいました。

・「評論家・ジャーナリストが選ぶ注目の新人アーティスト19」
の欄に栃木県立美術館学芸員の小勝禮子さんが紹介文を書いてくださいました。
本屋さんに行かれたときにはぜひ見て見てください。
・・・いつまで新人やねん。とつっこまないでネ。